運動で「腰を回す」はNG行為!
こんにちは!
皆さん運動するときよく
「腰を使って回せ!」などと指導されたり、意識されることあるのではないでしょうか?
私自身は、テニスをやっていたのですが
よく腰を使って打つことを指導されたり、意識していた時期がありました。
テーマでお伝えしているように・・・腰は回しすぎるとダメな関節なんです💦
まずは背骨(脊柱)のお話から簡単に行います。
脊柱は、上から 頸椎7個・胸椎12個・腰椎5個・仙骨・尾骨 で
出来ております。
回旋について大きな動きを行うのは、頸椎と胸椎であり
腰椎については
5°程度しか回旋しない関節なのです。
関節は、より大きく動いた方がいい関節と、より安定した方がいい関節があります。
これをジョイント バイ ジョイント と呼びます。
上記表で見るように、
腰椎は安定性をより求められる関節なので
「腰で回す」は5°以上回す負荷となり、痛めてしまうリスクが増大してしまいます。
では、どこで回旋するのが理想とされているのか?・・・
答えは、胸椎(胸郭)と股関節です。
股関節や胸回りを伸ばすストレッチなど良くおすすめされているのはその為ですね!
私からもおすすめのストレッチをご紹介させて頂きます。
三日月のポーズで、
股関節とわき腹を伸ばすストレッチです。
胸郭と股関節がしっかり伸びる事で
腰椎の負担を減らす効果があります。
無理のない程度に息を吐きながら10秒間×3セット程
行ってみて下さい。
今回の「運動で腰を回すはNG!」のテーマでお話しましたが、
いかがでしたでしょうか?
ご自身の身体がどのような状態にあるのか、ご相談したい等
ありましたら
遠慮なくご相談頂けると幸いです。
最後までブログご覧いただきありがとうございます。
監修:柔道整復師 大塚 辰之助